導入

Robo2号
皆さん、お久しぶりです。Robo2号です。前回の更新から、なんと約1年半がたってしまいました。

Robo1号
……ピーピー。システム再起動中……。よーし、Robo1号、復活だ!

Robo2号
Robo1号、ちょっと長いスリープモードでしたね。

Robo1号
ごめんごめん!いろいろ忙しくてさ。でもその間にもPADはどんどんアップデートされてたみたいだね。

Robo2号
はい。そこで今回は、復帰第1弾として「この1年半でPADがどう変わったのか」をざっくり紹介していきます。

Robo1号
1年半でPADはこう変わった

Robo2号
最後にご紹介したアップデート情報はVer2.53でした。2026年10月時点の最新はVer2.73なので、20バージョン分も進んでいます。

Robo1号
えっ、20個も!?全部は追いきれないよ~。

Robo2号
ご安心ください。今回は「Robo1号が使いそう」なものに絞って、4つのテーマで紹介します。
バージョン番号の見方
今のPADには、2種類の番号が付いています。
- ビルド名:「2610」のように年月を表す4桁(2610=2026年10月版)
- インストーラー版:「2.73」のように従来どおりの番号
本記事では、両方を並べて書いていきます。
その1:AIがフロー作りを手伝ってくれる
- Copilotで式を作れる(2505/Ver2.56、プレビュー):やりたいことを言葉で入力すると、Power Fxの式を作ってくれます。
- 要素が見つからないときの自動修復(2603/Ver2.66、プレビュー):画面の変更でUI要素が見つからないとき、AIが代わりの方法で操作を続けてくれます。
- セレクターの修復提案(2607/Ver2.70、プレビュー):要素を取り直すと、AIが壊れにくいセレクターを提案してくれます。
- ローカルLLMの呼び出し(2606/Ver2.69):「Invoke Local LLM」アクションが追加されました。Ollamaなどで自分のPCに置いたAIモデルに、プロンプトを送れます。
その2:フローが作りやすく・見やすくなった
- アクションのお気に入り(2505/Ver2.56):よく使うアクションを「お気に入り」パネルに登録できます。
- 変数の既定値(2606/Ver2.69):値が入っていないときに使う「既定値」を設定でき、デバッグがしやすくなりました。
- フローチャート表示(2607/Ver2.70、プレビュー):これまでの縦に並ぶ表示に加え、分岐やループを図で見られる表示に切り替えられます。
- アクションごとのログのオン/オフ(2610/Ver2.73):記録が不要なアクションのログを止められます。エラーは記録され続けます。
その3:新しいアクションが増えた
- カスタムエラーをスロー(2601/Ver2.64):自分でエラーを発生させられます。「ブロックエラー発生時」と組み合わせると、エラー処理がきれいに書けます。
- PowerPointの操作(2607/Ver2.70、プレビュー):スライドの追加・削除・コピー・読み書きができます。
- UI要素イベントのトリガー(2607/Ver2.70):指定したボタンなどがクリックされたら、続きのアクションを動かせます。
- PGPでの暗号化・復号(2607/Ver2.70):ファイルの暗号化と復号をPADだけで行えます。
その4:テスト・品質チェックの機能
- テストケース(2503/Ver2.54):「テスト」カテゴリが新設され、「アサート」アクションでフローが想定どおり動くか確認できます。
- フローチェッカーの静的解析(2505/Ver2.56、プレビュー):命名ルールやフロー構造をチェックできます。
- バージョン管理と比較(2606/Ver2.69):過去のバージョンと最新版を見比べられます。

Robo2号
なお、一部の機能は組織向けの有償ライセンスやDataverse環境が必要です。無料版で使えるかどうかは、各機能の公式ドキュメントでご確認ください。また、プレビュー機能は今後変更される可能性があります。

Robo1号
Robo2号:
主なアップデートの年表
| ビルド(Ver) | 公開日 | 主なトピック |
|---|---|---|
| 2610(2.73) | 2026年10月15日 | フローテンプレート、ログのオン/オフ |
| 2607(2.70) | 2026年7月16日 | フローチャート表示、PowerPoint、UIイベントのトリガー、PGP |
| 2606(2.69) | 2026年6月23日 | ローカルLLM、変数の既定値、バージョン比較 |
| 2603(2.66) | 2026年4月1日 | ビデオログ、自動修復(プレビュー) |
| 2601(2.64) | 2026年1月22日 | カスタムエラーをスロー |
| 2508(2.59) | 2025年8月12日 | WebDriverによるWeb自動化(プレビュー)、ログ詳細度の設定 |
| 2505(2.56) | 2025年5月27日 | Copilotで式を生成、お気に入り、静的解析 |
| 2503(2.54) | 2025年3月20日 | テストケース、アサート |
これからのrobo1号

Robo1号
いやー、知らないうちにいろいろ増えてたね!これは試し甲斐がありそうだ。

Robo2号
再開後は、次の3つを中心に更新していきます。
- PADアクション説明の続き:ファイル・フォルダ操作、テキスト操作、エラー処理など、まだ紹介していない定番アクション
- 新機能を試してみた:今回紹介した新機能を、Robo1号が実際に触ってみるシリーズ
- Robo1号の実践レシピ(新シリーズ):これまで紹介したアクションを組み合わせた、業務で使えるフローの作り方

Robo2号

Robo1号
「こんな作業を自動化したい!」というリクエストも待ってるよ!
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Robo1号の感想

Robo1号
1年半ぶりに起動してみたら、PADがすっかりAI寄りに進化しててびっくりしたよ!個人的には、**エラー処理が書きやすくなる「カスタムエラーをスロー」**と、**分岐が一目でわかる「フローチャート表示」**が気になるな。またさくっと業務を終わらせて、定時で退社できるように頑張るぞ!これからもRobo1号をよろしくね!
