Webサイトからクリックによるページ移動

Yahoo!JAPANのサイトはEdgeを使用して自動で開いたので次のシナリオである、「Yahoo！JAPANサイトの中の天気を見る」を進めてみよう。

Yahoo！JAPANのTopページには天気は表示されているね。でも今の天気の情報はイラストだから何を示しているか文字で知りたいよね。では定義を決めて天気を文字で取得しよう。明日の0時の天気を取得することにした場合どうしたらよいかな？

では、明日の天気をクリックしてみよう。
次のアクションはこれだ
「ブラウザ自動化」-「Webページのリンクをクリック」のアクションを使ってみよう。これはWebサイト内に埋め込まれているリンクをクリックするアクションだよ！このアクションをダブルクリックしてみよう。アクションの設定画面が出てくればOKだ。

次に、「Webページのリンクをクリック」のアクション設定画面を見ていこう。
「Webプラウザインスタンス」の用語から説明するね。
2個下の画像に示す通り、Microsoft EdgeでYahoo! JAPANなどのサイトを開いた際に「%Browser%」とEdgeが紐付いたんだ。「%Browser%」とEdgeの紐付きをWebプラウザインスタンスと考えてくれたらいいよ。今回は、Yahoo! JAPANを開いているEdgeを指定したいので%Browser%が入力されるのが正解なんだ。インスタンスはプルダウンメニューで選択できるので、複数インスタンスがある場合は、指定したいインスタンスを選んでね。

インスタンスの詳細な考え方は、次のコメントを確認してね。

インスタンス名の管理方法は以下の通りだ
Webブラウザ（例：Microsoft Edge）の複数インスタンスを扱う際、インスタンス名を変数として管理する方法をご紹介するね。これにより、複数のブラウザを同時に立ち上げても、どのWebブラウザ（インスタンス）を指定しているのかが明確になるよ。
変数の使用方法
変数は「%変数名%」の形式で指定するんだよ。例えば、インスタンス名を変数として「%Browser%」と記述することになるよ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
インスタンス名の記録 Microsoft EdgeでYahoo! JAPANなどのサイトを開いた際、ブラウザのインスタンス名（例えば「%Browser%」）が変数に保存されるんだ。この変数を使用することで、後からそのインスタンスを識別できるんだよ。
複数インスタンスの管理 複数のEdgeインスタンスを同時に立ち上げた場合でも、変数を使ってどのインスタンスを操作しているかを簡単に特定できるよ。

次にUI要素の選択を行うよ！！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
UI要素の選択とはサイトの文字・画像・ボタンなどUI（ユーザーインターフェイス）を指定する設定だよ。結構わかりにくいけど、わたしと一緒の方法で操作をしてみてね。まずはUI要素のプルダウンメニューをクリックするんだ。

次に「UI要素の追加」をClickする

次にUI要素ピッカーが表示されてUIが選択可能となる。

EdgeのYahoo！JAPANのサイトを前面に表示させると、マウスの近くに赤枠が現れる。

「明日の天気」の近くにマウスを持っていき赤枠とSpanと表示される状態にしてね。
この状態で、UI要素ピッカーで表示されている操作指示通りCtrl＋左クリックすると、このUI要素情報がPAD取り込まれるだよ。
UI要素が取り込まれたら以下の表示の状態になるよ。
今日の天気は左クリックをしたいので、その下のクリックの種類はそのままで変更は不要だよ。これで保存すると、今日の天気を自動でクリックするアクションが完了するよ。

Yahoo!JAPANのサイトEdgeで開いて、「今日の天気」をクリックするところまでを一連で動作させてみよう。
以下の表示になっているはずなので、再生ボタンをClickして起動してみよう。

しばらくして、以下のサイトが表示されれば、操作成功だよ

もし、この画面にならない場合、PADのフロー作成画面でエラーが出ていないか確認してみよう。もしエラーが出ていたら、何か設定に間違いがあるはずだね。
もう一度設定を見直してみよう。
Robo1号うまくできたかい？

そうなんだUI要素の選択は、PAD操作の中でも比較的難しく、また、UI要素を選択するサイトによっては、いろいろな「コツ」や「テクニック」がいることがあるんだ。たぶんPADを触り始めて最初に苦労するところではないかな。でもこのUI要素の選択が思い通りにできることが、PAD操作の上達につながることは間違いないので、類似の操作をいろいろ試してみよう。
UI要素取得のコツやテクニックは別途紹介するようにするよ。