PAD：変数のお話

アクションの概要説明

Robo2号

今回は、PAD全般で使用する変数とは？について可能な範囲の情報提供をしたいと思います。変数は突き詰めればいろいろ覚えないといけないテクニックがありますので少々お話にお付き合いください。

変数とは？

変数とは、文字の通り、「変わる数」と書いている通り、中身が変化できる箱のようなものをイメージしてください。下のイラストは変数に「10」or「あ」orリストを覚えこませたイメージとなります。
変数には数といった文字が使われていますが、数値だけとは限りません。
数値・文字・リストなど様々なデータが保存可能です。
PADは中のデータを分析して、データの種類を自分で判別して「変数型」といった属性を持ちます。

変数型とは？

数値型	テキスト型	リスト型

その他プール型・データテーブル型など多くの種類の変数型があります。

変数型の種類・データ形式・活用方法

おもな変数型は以下のものがあります。

データ型種類	データ形式	活用方法
数値型	1・2・3などの数値	演算等
テキスト型	A・a・あ、亜などの文字または AAA・abcなど	文字列
Datetime型	2024年12月31日11時25分18秒などの日時データ	日時管理
リスト型		1次元配列形式
データーテーブル型		見出し＋2次元配列形式 エクセルデータとの連携
プール型	真（True）・偽（False）	真偽の判定に使用
カスタムオブジェクト型	名前（key）と値	JSON形式のデータ
ファイル型	「C:\Users\aaa\ドキュメント\aaa.xlsx」など	ファイル名
フォルダ型	「C:\Users\aaa\ドキュメント」など	フォルダ名
インスタンス型	「Excelインスタンス」など	インスタンス名

プロパティ

変数型には、データ以外にもプロパティが設定されることがあります。プロパティを用いることで、変数データをより詳細に扱うことができます。おもなデータ型のプロパティとそのデータ内容を紹介します。
プロパティを扱うときは、変数名.プロパティの指定で扱うことができます。
例：テキストの長さを変数（変数名：NewVarの場合）として取り出して使用する場合。
記述方法は「%NewVar.Length%」となります。実際の使用例を以下に示します。