アクションの概要説明

Robo2号
今回は、「実行中のExcelに添付」を説明していきます。名前だけを見ると「エクセルにファイルや絵を添付できるの?」と思ってしまいそうなアクションの名称ですね。ところが違うんです。PADのアクション「Excelの起動」でExcelファイルを開いた場合、インスタンス変数が自動で生成されExcelとPADが連携し操作できるようになりますが、PADを用いずExcel単独でブックを開くとPADとExcelブックが連携が取れずに操作ができません。これを後付けでExcelブックとPADを連携させる命令が「実行中のExcelに添付」なのです。
「実行中のExcelに添付」を使用する場合、下記のようにアクションを開いてみましょう。
アクションの位置

アクションの展開はアクション名をダブルクリックするか、フロー画面へのドラッグで可能です。
アクション設定画面(メイン設定)

今回既に開いている、Excelブックが保存されているドキュメントファイルのパスを(赤枠)の欄に入力します。下イラストの通り、右上のアイコンを用いて、変数で指定したり、ファイル選択ウインドからも設定ができます。


使用上の注意事項
指定するファイルは既に開いている「Excelブック」でないとエラーになります。
Excelファイル以外を指定してもエラーとなります。
Robo1号の感想

Robo1号
名前が分かりにくいので、覚えておかないといけないね。「開いているExcelを操作する」みたいなアクション名のほうが良かったような気がするね。MicroSoftさんに名称の改善を期待するね。