PAD:効率的なフロー実行

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Robo1号のフロー実行の悩み

<span class="red">Robo1号</span>
Robo1号

博士!!フローを毎回起動しているけど何か手間がかかるんだよ!!折角フローを自動化したんだったら、フローの実行も楽にしたいな。

<span class="red"><span class="bold-red">博士</span></span>
博士

PADに慣れてきたみたいだね(^^。Robo1号は今どのようにフローを実行しているんだい?

<span class="red">Robo1号</span>
Robo1号

僕はフローの作成画面の左上の再生ボタンでフローを実行しているよ。

<span class="red"><span class="bold-red">博士</span></span>
博士

なるほど!!確かにその実行方法しか教えていなかったね。では、今日はいろいろなフローの実行方法を説明したうえで、簡単なフロー実行について説明するよ。

フローの実行方法

<span class="red"><span class="bold-red">博士</span></span>
博士

フローの実行にはおもに3種類あるんだ。

  • フローエディタによるフロー実行
  • フロー選択画面からのフロー実行
  • ショートカットによるフロー実行

があるよ。順番に説明するね。

フローエディタによるフロー実行

<span class="red"><span class="bold-red">博士</span></span>
博士

この画面は以前、YahooJapan!サイトから天気を取得するために使用したフローだよ。この時の説明では左上の再生ボタンでフローを実行したよね?

<span class="red">Robo1号</span>
Robo1号

そうそう、この画面でフローを実行したし、日ごろもこの方法で実行しているよ。

<span class="red"><span class="bold-red">博士</span></span>
博士

この実行方法の良いところは、フローの実行状態一番視認しやすく、このフローエディタ画面で作業中は、フローを保存せずに実行できて一番使いやすいんだ。

<span class="red">Robo1号</span>
Robo1号

そうだね。フローをこまめにテストして、間違ったら書き直して再度実行など使いやすかったよ。

<span class="red"><span class="bold-red">博士</span></span>
博士

でもこの実行方法は、フローが完成した後は使いにくいんだ!!

<span class="red">Robo1号</span>
Robo1号

どういったところが使いにくいの?

<span class="red"><span class="bold-red">博士</span></span>
博士

理由は、PADのソフトを立ち上げて、フロー作成画面を呼び出してから、さらに実行ボタンを押す手順が多いんだよね。せっかくPC作業を自動化したのに、この操作が手間に感じると思うよ。

<span class="red">Robo1号</span>
Robo1号

そうなんだ。PADを毎日使うようになってからそう感じていたよ。

フロー選択画面からのフロー実行

<span class="red"><span class="bold-red">博士</span></span>
博士

次はフロー選択画面の以下の再生ボタンだよ!三角の再生ボタンはマウスをフローの上に置いてフォーカスしないと表示されないのでご注意を、このボタンを押すことでフローが実行できるよ。

<span class="red">Robo1号</span>
Robo1号

おお!!こんなところに再生ボタンがあるね。これで実行できるなら、ひと手間減らせるね。

<span class="red"><span class="bold-red">博士</span></span>
博士

この実行方法にはメリットとデメリットがあるんだ。
簡単に説明すると下記の通りだよ。

メリットデメリット
・フローの実行速度が速い
・実行するための操作数が少ない
フローの実行場所が把握しにくい
エラーの原因が特定しずらい
<span class="red"><span class="bold-red">博士</span></span>
博士

つまり簡単に書くと、エラーの心配がなかったり、特にフローの動きを見る必要がない場合、この画面からの実行が便利といった意味になるよ。常用使用している安定したフローを実行するのに向いているね

<span class="red">Robo1号</span>
Robo1号

なるほど、いいことを聞いたよ。僕が毎日使用しているフローはもう安定しているので、この方法がいいな(^_-)-☆

<span class="red"><span class="bold-red">博士</span></span>
博士

一つだけ注意してほしいけど、メリットにも書いた通り、フローの実行速度も速いかわりに、その速度で安定して動かくかは、繰り返し起動して検証することをおすすめするよ。たとえば、Web画面の起動待ちなどのWait状態もかわってくるので、実行が速すぎてうまく動かないケースもあるんだ

ショートカットによるフロー実行

<span class="red"><span class="bold-red">博士</span></span>
博士

さらに楽にフローを実行できる方法は、「ショートカットによる起動だよ」先ほどのフロー選択画面と動作の原理は同じだけど、画面の実行ボタンを押さなくてもよい方法を紹介するよ。設定がいるので、以下の通り操作してみてね。

ショートカットの設定

フロー選択画面で「点3つのボタン」の上で右クリックしてください。
もし、グレーアウトしてクリックできない場合、該当のフローを起動中であったり、編集中の場合はグレーアウトしてる可能性があるので確認してみよう。


次にプロパティを選択してください。

右に「フローのプロパティ」のウインドが出るので「キーボードショートカットで実行」の欄に移動しましょう。この上で「CTRL」と「1」や「SHIFT」と「F1」などを2個を同時押しすると、ショートカットが設定できます、以下の表示は「SHIFT」と「F1」を押した事例です。
左下の「保存」を押すとショートカットが保存され、それ以降はショートカットが有効になります。

<span class="red">Robo1号</span>
Robo1号

Oh!これは感動、手間が非常に減ったよ。

<span class="red"><span class="bold-red">博士</span></span>
博士

フロー選択画面の右上に設定があって、「アプリケーションの自動起動」にチェックが入っていると、Windows起動時にPADが自動で立ち上がるし、「ウインドウを閉じてもアプリケーションを実行し続ける」にチェックが入っていると、PADを終了してもショートカットが有効になるよ。私は、いつもこの設定で、ショートカットが使用できる状態にしているよ。

まちがってショートカットを操作してしまうと、不意にフローが起動してしまうので、操作間違いになりにくい、ショートカットを設定しておきましょう。

最後に

<span class="red">Robo1号</span>
Robo1号

毎日PADを使用する人は、ショートカットが超お勧めだ。これでPADがより使いやすい環境になったね。博士ありがとう。


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