前回までのあらすじ
博士はRPAの種類と特色をRobo1号に教え、初心者であるRobo1号にはPower Automate for Desktopの使用をお勧めした。
Power Automate for Desktop(概要から起動まで)

「Power Automate for Desktop」を紹介するね。
Power Automate for Desktopの名称
Power Automate for Desktopは、Microsoftが提供するRPAです。
名称が長いので、よく記事では略して、「PAD」と記載されます。
本サイトでも以降、PADの略称で記載することがあります。
Power Automate for Desktop(PAD)とほかにPower Automate(PA)といった名前のRPAもMicrosoftから提供されていますが、それぞれ異なるソフトのため、ご注意ください。
Power Automate for DesktopとPower Automateの表記の違いは、各サイト・Youtube・書籍などでも一目で見分けにくいのが現状です。
Power Automate for DesktopとPower Automateの違い
2つのソフトの機能概要は、以下の通りです。
Power Automate for Desktop | Power Automate | |
略称(別称) | PAD(Power Automate Desktopと記載されることもある) | PA |
動作環境 | パソコン上 | Microsoft365クラウド上 |
インストールの要否 | 要:(Win11はプレインストール済) デスクトップ版「Power Automate」をインストールする | 不要:ブラウザ上で操作 |
使用料 | 無償 (有償高機能版あり) | 無償 (有償高機能版あり) |

名前の見分けが「むずかしい!!」
「Power Automate Desktop」or 「Power Automate for Desktop」 or 「PAD」と書かれていた場合、この項で紹介しているパソコン上で動作するデスクトップ版RPAソフトです。他のサイト・書籍などで「Power Automate」だけ書かれている場合もデスクトップ版ソフトの時があるので注意してね。
ちなみにデスクトップ版のPower Automate for Desktopをインストールしてもソフトの名称記載は「Power Automate」なんだ!!

わかりにくーい( ゚Д゚)頭こんがらがってきた・・・
Microsoftさん名前見直してほしいな・・・・
インストール方法
Windows11には、OS導入時からインストール済のため特にインストール作業は必要ありません。
Windows10では、MicrosotStoreからダウンロードをして使用することができます。
インストールの詳細は公式サイトで紹介されています。
有償プランに加入することで、より高機能な自動化機能が利用可能となります。有償プランの概要は別途記事で紹介したいと思います。
起動

デスクトップバーの検索窓に PowerAutomateと記載すると以下の通り、PowerAutomateのアイコンが表示されるので、クリックをしましょう!!

初めて起動する時はMicrosoftアカウントへのログインが促されますので「サインイン」してください。
まだMicrosoftアカウントをお持ちでない方は、登録後サインインしてください。
Microsoftアカウントへの登録はこちをご参照ください。

サインイン後に以下の表示が出れば起動完了です。

起動が済んだら、次回から使用してみましょう。
次回のあらすじ
今回、起動まで完了できたので、次回は簡単なRPA機能を操作してみたいと思います。